非売品/入手困難/レア【警視庁刑事部】実例研究９ 知能犯暴力犯【部外秘】税務職員の贈収賄稲川会住吉会の合同大賭博國粹会拳銃所持等!

非売品/入手困難/レア【警視庁刑事部】実例研究９ 知能犯暴力犯【部外秘】税務職員の贈収賄稲川会住吉会の合同大賭博國粹会拳銃所持等!

●ここまでご覧頂きまして、誠にありがとうございます。

●本品は、【警視庁刑事部】が現在も刊行を続ける通称青表紙こと刑事資料捜査実務シリーズの９、『知能犯・暴力犯』になります。
シリーズの8（凶悪犯・特殊犯）、9（本書）、10（窃盗犯）の３冊のみは、正確には『実務』ではなく、『実例研究』というタイトル名を与えられています。
その内容は、正式タイトルの通り、警視庁管内で実際に発生した知能犯暴力犯事件の概要を、一切のボカしなしで丸ごと掲載したものとなっており、被疑者や被害者、関係者のプライバシー等への配慮は全くなく、捜査手法も丸ごと掲載しており、とても外部に出せるものではないので、他のシリーズが【取扱注意】に留まるのに対し、この３冊のみは【部外秘】指定として、外部へ1冊足りとも出さないという思いだったことに、間違いはありません。

●発行部数も秘匿性が上がるに連れて少なくなるため、この３冊は限られた人員（それぞれの係の者のみ）にしか配布されておらず、大変貴重なものとなっております。
当然かもしれませんが、この実例研究シリーズは一度作っただけで即打ち切りとなってしまい、以降現在まで青表紙シリーズで続編や類書は一切発刊されておらず、今後も決して作られることはないでしょう。

●本書は、知能犯、暴力犯の一つ一つの事件について、概要から端緒情報、捜査経緯から逮捕、取調の状況、最後には事件の教訓まで掲載するスタイルで、一切の仮名や仮の時間、住所番地等は使われていないため、掲載されている一つ一つの事件がまるで小説のようで（ノンフィクションなのですが）のめり込むように読んでしまいます。
読んで面白く、勉強にもなるという、素晴らしい構成のシリーズです。
全てを包み隠すこと無く掲載しているため、例えば取調で否認するヤクザを取調官が否認を崩した手法などもリアルに惜しみなく書かれており、極めて有益な内容の書籍となっています。

●掲載されている事件も、
○錦政会（現、稲川会）会長と住吉会会長による賭博開帳事件（大組織の会長2人を同時に逮捕した上で、更に30箇所以上を捜索して配下の組員も多数逮捕し、2つの大組織を一時的にでは有りますが、解散にまで追い込んだ今も語り継がれる大事件）
○国粋会会長等による拳銃等大量不法所持事件（現在も山口組の大幹部である國粹会の会長を、執念の捜査で検挙した事件。押収した拳銃などは35丁）。
○東京都中央税務署職員等による贈収賄事件（税務調査をお目溢ししてもらう代わりに現金、小切手等の多額の賄賂を受け取っていたもの。税務署職員がバイクで飲酒運転事故を起こした際に、小切手を所持していたことから、追求したところ発覚）。
等など、現在でも語り継がれる大事件がナマで丸ごと掲載されている非常に豪華な内容です。
警視庁捜査員の渾身のネタ取りと、その汚職及び暴力団壊滅への意気込みをヒシヒシと感じることが出来ます。

●本品の状態は、写真の通りで、背表紙に若干のヤケや色落ちがありますが、全体的に目立つ傷や汚れはなく、ヤケはかなり薄く、経年を考慮すれば相当キレイな状態です。
本文にも、他に書き込みや蔵書印などは一切なく、乱丁、落丁も一切ない非常に良い状態です。

●以上は素人による判断に過ぎませんので、掲載した写真以外の部分などで気になる箇所がございましたら、遠慮なくご質問いただいて、納得の上で落札していただくよう、よろしくお願いいたします。

●昭和45年３月１日発行。全298頁。【刑事資料 実例研究９】。

●本品は部外秘指定の絶版の非売品で、ほぼ目にする機会はなく、内容は現在ではとても作成することが出来ない、昔だから作れた有益な情報を知ることが出来る、極めて優れた希少本ですので、この機会に是非如何でしょうか。
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